公務員試験の筆記は受かっても面接で落ち続けた僕が伝えたいこと

大学3年生の3月、多くの学生が就職活動を始める中、僕は就活から逃れたい一心で公務員試験の受験を決めました。とにかく「働きたくない」という気持ちが強く、公務員試験の勉強に没頭すれば、それ以外の就活をしなくて済むと考えたからです。

公務員のイラスト

過去問の鬼と化した僕の受験勉強

僕の勉強法はシンプルでした。まずは市販の参考書を参考にしながら、とにかく過去問を何周も読み込むこと。理解よりも「暗記」を重視し、公務員試験特有の言い回しや解答パターンを徹底的に頭に叩き込みました。特に重要とされる数的処理は、問題と解答をひたすら反復練習。その結果、県庁と市役所の筆記試験は無事通過することができました。


悲劇はここから始まった…面接の壁

筆記試験を突破し、次の関門は面接でした。しかし、僕はここでつまずきます。結果は不合格。

この後、僕は現職に就職するまでの6年間、毎年懲りずに公務員試験を受け続けました。そして、信じられないことに、その全てで面接に落ち続けたのです。我ながら本当に恥ずかしい話ですが、この経験から痛感したことがあります。

「公務員試験は筆記だけでは受からない」


公務員試験の勉強で得られた意外な財産

面接で何度も失敗を繰り返した僕ですが、公務員試験の勉強を通して得られたこともあります。法律科目や教養科目を幅広く学んだことで、新聞やニュースの内容が以前よりずっと深く理解できるようになりました。これは、今でも日常生活や仕事で役立っています。

僕の失敗から学ぶ、公務員試験で失敗しないための秘訣

僕のようにならないために、公務員試験を目指す皆さんには心から伝えたいことがあります。

「面接対策を徹底的にしてください!」

近年、教養科目のみで受験できる自治体が増え、その分、面接が合否を大きく左右する傾向にあります。筆記試験の勉強に集中することはもちろん大切ですが、それ以上に「なぜ公務員になりたいのか」「公務員として何をしたいのか」を自分自身に問いかけ、しっかりと準備することが成功への鍵です。

公務員試験という大きな目標を掴み取るために、ぜひ僕の失敗を教訓にして、悔いのないように準備を進めてください。応援しています。

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